AFM010 近接センサ実習セット — メカトロニクス実習装置、教育用機器、職業訓練用機器1. 製品概要
1.1 概要
本実習装置は、幅広い用途に適した、革新的かつオープンなシステムです。柔軟性とモジュール性を兼ね備え、産業生産の現場で実際に使用されているセンサー部品を全面的に採用しています。本装置を活用することで、学生は在学中に、現代の生産現場における検査および制御の実態を深く理解することができます。学習に加え、実際の組み立てや設計開発を行うことで、センサー技術のあらゆる側面における応用技術を習得します。これにより、自ら課題を発見し、解決策を導き出し、実践的な知識を深めることができます。また、思考の幅を広げ、実技能力や実践力を向上させるとともに、関連する専門知識やスキルを体系的に身につけることが可能です。高等職業学校、中等職業学校、技術専門学校などにおける関連学科の教育や、技能実習・評価試験に最適な教材です。
本実習システムは、在学中の学生だけでなく、産業用電気、メカトロニクス工学、機械・電気設備設置、電力電気、電子機器設置、自動加工、調整・制御技術、機械製造などの分野に従事する技術者や、プロセス・工程管理を担当する電気エンジニアの研修用としても幅広く活用できます。
1.2 特長
(1) 実習プラットフォームは、アルミプロファイル(アルミ形材)による柱状フレーム構造を採用しており、アルミ合金製の基板と実習台本体によって構成されています。実習台の底部には自在キャスターが装備されているため、柔軟かつ容易に移動させることができます。基板上には多種多様なセンサーモジュールが配置されており、使い勝手が良く、破損しにくい堅牢な設計となっています。
(2) センサーの種類が豊富かつ網羅的であり、用途に応じて様々な組み合わせで配置・構成することが可能です。
(3) 全体構造は、オープンかつ分解・再構成が可能な設計となっており、部品の交換も容易です。モジュールの選定にあたっては、「生産現場における機能性」と「統合的な学習機能」という原則に基づいた構成を採用しているため、教育や技能競技などの場面において、必要なモジュールを効率的に選択・活用することができます。
(4) 本実習・評価装置は低電圧部品のみで構成されているため、安全に実習を行うことができます。 2. 性能諸元
(1) 入力電源:単相3線式 220V±10% 50Hz
(2) 寸法:1320mm × 650mm × 1680mm
(3) 装置容量:<1.5kVA
(4) 重量:<100kg
(5) 動作環境:周囲温度 -10℃~+40℃、相対湿度 <85%(25℃時)
(6) 安全保護:漏れ電圧および漏れ電流保護装置を装備、安全性は国家規格に準拠

3. 製品構成
3.1 実習用テーブル
実習用テーブルはアルミプロファイルによって支持されており、底部にはブレーキ付きの自在キャスターが装備されているため、柔軟な移動や配置調整が可能です。天板には厚さ25mmの高密度基材が使用され、表面には高温・高圧処理を施した耐火パネルが採用されています。また、3段スライドレール式の引き出しが1つと、下部収納キャビネットが1つ備わっており、堅牢かつ美しい構造となっています。
3.2 多機能ハンギングボックスユニット
非常停止ボタン・ハンギングボックス
非常停止ボタンは24V電源端子に接続されており、その常開(NO)および常閉(NC)接点が外部端子に引き出されています。
ボタン・ハンギングボックス
このユニットには、黄色、緑色、赤色の3色の照光式ボタンが装備されています。各ボタンの常開および常閉接点は、端子台を介して外部に引き出されています。
リレー・ハンギングボックス
このユニットには3個のリレーが装備されています。リレーコイルには動作状態を示すインジケータランプが設けられています。各リレーの常開・常閉接点およびコイル端子は、端子台を介して外部に引き出されています。
カウンタ・ハンギングボックス
カウンタの電源はDC24Vで動作し、デジタル入力のカウント測定が可能です。また、常開および常閉の出力接点を備えています。
PWM・ハンギングボックス
PWMモジュールを搭載しており、入力はDC24Vです。出力端子はDCモータに接続され、第1段(1速)で正転、第2段(2速)で逆転の制御を行います。
DC0-24V電源モジュール
電源ボックスへの入力はAC220Vで、スイッチによるON/OFF制御が可能です。電源ボックスからは、DC0-24Vの安定化電源が出力されます。このDC安定化電源の定格電流は4Aであり、ヒューズによる過電流保護機能が備わっています。 3.3 構成部品
1) リードスイッチセンサー
2) 静電容量型近接センサー
3) 光電センサー(U型)
4) 光ファイバーセンサー
5) 磁気センサー
6) 光電センサー(反射型)
7) 反射板
8) 誘導型近接センサー
9) DCモーター(0-200rpm)
10) 検知対象物(非磁性体・磁性体)
11) 操作パネル
12) マルチメーター、電源コード、K2テストリード(複数本)
4. 実施可能な実習内容
4.1 各種センサーのスイッチング特性
1) 誘導型近接センサーのスイッチング特性
2) 静電容量型センサーのスイッチング特性
3) 光電センサーのスイッチング特性
4) 磁気センサーのスイッチング特性
5) リードセンサーのスイッチング特性
4.2 各種センサーによる異なる対象物の検知実験
1) 各種センサーによる異なる材質の対象物に対する検知距離試験
2) 各種センサーによる異なる厚さの対象物に対する検知距離試験
3) 各種センサーによる異なる表面状態への応答試験
4.3 センサーを用いたモーター回転数カウント実験
